中古クランクをebayUKで落札し大量の梱包材と共に無事に届きました。
こちらのクランクは100£と部品としてはそんなに高い物ではないのですが 送料が150£とヤクザ価格です。しかも送料の算出はたぶんドンブリ勘定だろう。欧米人の言われた通りの値段を払うのが武士道です。まあそんなことよりもクランクが使える物であればどうでも良いのですが・・・・・・本日も魅惑のヴィンテージモーターサイクルガレージ ぱんつぁーNARAでお世話になります。
見た目は良さそうです。メインベアリングの嵌め合いは良さそうですね。
そして万力にくわえてフライホイールからクランクを外す。
ダウエルピンのは嵌りっぷり良いですね。ロックプレートも痛め付けられてないし閉じボルトの状態から初割かな?
御開帳です!ひょェーーーーー!スラッジどっぷり(((((( ;゚Д゚))))))
固まったスラッジでゴロゴロしています。ビックエンドのオイルラインを潰している感じにも見えます。これらの年代バイクは開けて見たらたいていこんな感じでしょう。オイル交換を頻繁に行ってもクランクの中は綺麗にならない。どれだけスラッジが溜まっているかは開けて見ないと解らないよね。この手の車両は買ったら一度バラした方が良いんだけど色んな所を直さなければならなくなる。しっかりやって貰えるお店でやってもらう事ををお勧めします。とんでもない事が起こる前にね。高年式のCOMMANDに付いている外付けオイルフィルターを付けようかな。
フライホイールです。偏心切削されていますが多分ですが下死点付近でピストンスカートにぶつからないよう逃がしているのでは?よく解りません???ドミネーターの通常モデルはこのように偏心切削されていないと思います?650SSとAtlas750??
上がもともと付いていたフライホイール下が今回手に入れた物。
購入する時に650SS用と説明されています。パーツ№もマッチングしていました。
でもバランスの穴って同じ車両でこんなにバラつきがあるのかね????
二個開いていたり?
おっきいのが一個だったり?
奈良さんにマイクロメーターでビックエンドジャーナル計測してもらったよ!
ドライブ側
最大値 44.41mm(クランク上死点位置横方向)
最小値 44.33mm(クランク上死点位置縦方向)
タイミング側
最大値 44.39mm(クランク上死点位置横方向)
最小値 44.25mm(クランク上死点位置縦方向)
縦方向が減っていて楕円になっているようです。真円研磨をしてもこの数値ならSTDサイズのメタル使えそうです。当りを引いたようですΨ(*`Д´*)Ψグヘヘヘ!!